全国に眠る使われなくなった不用楽器を、学校及び音楽団体等へ自治体を通じて寄附いただき、
その寄附楽器の査定価格が税金控除される「ふるさと納税制度」を活用した新しい納税スタイルのこと。
地域を活性化させ、応援する。
「ふるさと納税制度」の本来の目的を捉え、
三重県いなべ市と共にスタートさせた取り組みです。
子どもたちに感謝の気持ちを創造
そこに笑顔が生まれる
楽器寄附をきっかけに
寄附者との交流が生まれる
寄附楽器で奏でる演奏会に寄附者をご招待
感動が生まれる
希望していた楽器を寄附いただくことで、生徒たちの「ありがとう」という感謝の気持ちが自然と生まれる。
寄附者へ生徒たちが感謝の手紙を送付し、感謝の意をWEB掲載を含めフィードバック。
地域で開催される音楽会等へ寄附者を招待し、寄附楽器で奏でる感謝の音色を直接届ける。
「いつかまた使うかも」そう思い長いこと押入れにしまい込んでいました。青春時代を共に過ごしたこの楽器にはたくさんの思い出があります。今回この制度を知り、音楽を愛する誰かが、またこの楽器に息を吹き込み生き返らせてくれたらと思い決断しました。よろしくお願いします。
私も吹奏楽部に所属し6年間フルートを演奏していました。吹奏楽部の経験は、30歳になる今でも本当に大切な思い出として残っています。当時吹奏楽部の楽器が足りず、祖母の勧めで市役所に手紙を出し、楽器不足の状況をお伝えすると、市が税金で吹奏楽部に楽器を提供してくれるということがあり、当時は本当に嬉しかったです。 昔私が大人の方々の助けがあって部活を楽しめた様に、今回は私が皆さんの力になれたらと思いました。
「ふるさと納税制度を健全に発展させたい」、「生まれ育ったまちや応援したいまちに寄附をするという本来の趣旨に沿った仕組を構築したい」という想いと、市立中学校吹奏楽部の慢性的な楽器不足という現実。導き出した答えは、寄附でした。
大切にしてきたモノに思いを込める"寄附文化"の醸成と、感謝の気持ちや楽器を大切にする"心の教育"。そして、新たに生まれる"つながり"。いなべ市では、楽器寄附からはじめ、楽器以外のモノへの展開も視野に「物納」によるふるさと納税を全国へと広げます。
全国から楽器の寄附をいただき、生徒も「自分たちを応援してくれる方が全国にいるんだ」というありがたさと感謝の気持ちでいっぱいでした。この想いと感謝の気持ちをもって練習に励み、ぜひ全国大会に出場してほしいと思います。
この事業には、当町も非常に期待しています。この取り組みが全国的に広がり、全国にある使われずに眠っている楽器が、必要としている場所で使用されることは、大変すばらしいことだと考えています。
より多くの自治体が参画することで、この取り組みが多くの方々の目に触れることとなるので、多くの自治体が参画する取り組みとなってもらいたいと思います。
実際に楽器を寄附いただくと、北本市から遠く離れた土地の方から当市の為に楽器を寄附いただける事は、この事業を通してでなければ起こりえなかったことで、とても嬉しく、また、ありがたく思います。
楽器の寄附を受けた生徒にとっても、自分たちの活動が多くの人に支えられているという、大きな喜びと誇りに繋がると思います。
本事業は、ふるさと納税制度の存在意義自体が社会的に問われている中、『地域やそこに住む人たちを応援したい』という気持ちをしっかりと反映できる、素晴らしい取り組みだと思います。